家トレの用具の選び方 — 可変ダンベルとケトルベル
家に置くダンベルとケトルベルを、重量の刻み・切り替え方式・設置スペース・床への影響の4点で選ぶ手順にまとめました。メーカー公式の仕様と、競技の規定重量を手がかりに重さを決めます。
結論
- 家に置くなら、重量の刻みが細かいかと切り替えが速いかの2つで選びます。段階が粗いと、次のステップに進めなくなります。
- ダンベルは可変式(1本で重量を変える)とプレート式(円盤を差し替える)に分かれます。可変式は切り替えが速く、プレート式はバーベルにも組み替えられます。
- ケトルベルは重量が固定です。最初の1個は、目標にしている競技や種目の規定重量に合わせると無駄になりません。
当サイトの用具データは、現在シューズの1カテゴリ(23品番)のみを収録しています。ダンベル・ケトルベルは語彙としてファンクショナル器具のカテゴリを用意していますが、品番の収録はこれからです。このページはメーカー公式の仕様から、選び方の軸だけを整理します。
可変ダンベル: 切り替えの速さで選ぶ
アルインコのアジャスタブルダンベル25の公式仕様では、重量は約2.0kgから25.0kgまで調節でき、ハンドルを回転させることで片手で数秒で変更できるとされています。サイズは台座込みでW390×D230×H220mm、本体重量は約26.5kg。材質はスチール、ナイロン(ガラス繊維入り)、ABS樹脂、ポリカーボネート、アルミニウムです。
切り替えが速いことは、家トレでは想像以上に効きます。セット間に30秒かかる方式だと、重量を変える種目の組み合わせが面倒になって続きません。
プレート式: 組み替えられる代わりに手間がかかる
アルインコのセメントダンベルセット(EXG421)は、8枚のプレートを組み合わせて約5kgから22kgまで調節できると公式に説明されています。ダンベルとして使うときはW522×D217×H217mm(最大)、バーベルとして組むときはW1,107mmになります。本体質量は約22.0kg(最大)、材質はスチール、セメント、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルです。
バーベルに組めるのは大きな利点ですが、1,107mmの長さを振り回せるスペースが要ります。部屋の寸法を先に測ってください。
ケトルベル: 重量が固定だから最初の1個が重要
GRONGの公式ショップでは、ケトルベルの重量展開が4kg・6kg・8kg・10kg・12kg・14kg・16kg・18kg・20kg・24kgの10段階、材質は鉄とPVCと示されています。
重さを決める手がかりとして、競技の規定重量が使えます。HYROXの公式ルールブックでは、ファーマーズキャリーで使うケトルベルの規定が次のとおりです。
| 部門 | ケトルベル1個あたり |
|---|---|
| 女子OPEN | 16kg |
| 男子OPEN・女子PRO | 24kg |
| 男子PRO | 32kg |
目標の部門が決まっているなら、その重量をそろえるのがいちばん無駄がありません。規定の詳細はHYROX 8種目の距離・重量・基準にまとめています。
目標がない場合は、片手で10回を丁寧に扱える重さから始めて、扱えるようになってから次の段階を足すことになります。一度に全段階をそろえる必要はありません。
置き場所と床
- 設置面積: アジャスタブルダンベル25は台座込みでW390×D230mm。可変ダンベルは1本あたりの占有面積が小さいのが利点です。
- 保管時の重量: 本体約26.5kg(アジャスタブルダンベル25)や約22.0kg(セメントダンベルセット)を、床に置いたまま扱うことになります。
- 床の保護: 落としたときの衝撃は、集合住宅では特に問題になります。マットを敷くことを前提に、置き場所を決めてください。
- 動線: プレート式をバーベルに組むなら、1,107mmのバーを水平に扱える空間が必要です。
選ぶ順番
- 置ける面積と天井高を測る。これが最初の制約です。
- 上限の重量を決める。可変ダンベルは製品ごとに上限が決まっています(アジャスタブルダンベル25なら25kg)。上限に届いたら買い替えになります。
- 刻みを確認する。2.5kg刻みか5kg刻みかで、伸ばし方が変わります。
- 切り替え方式を見る。ハンドル回転式、ピン式、プレート差し替え式で手間が違います。
- ケトルベルは目標重量で選ぶ。競技の規定があるならそこに合わせます。
よくある誤解
- 「重いほうが良い」ではありません。扱えない重量は、使わないまま場所を取ります。
- 可変ダンベルは1本で全部まかなえません。上限があり、超えたら買い替えです。上限の見積もりを先にしてください。
- ケトルベルとダンベルは代替できません。ケトルベルは重心が手から離れているため、スイングのような振り回す動きに向きます(用語集)。
このページでは価格を扱っていません。トレーニングの方法や効果については、メーカー公式の記述の範囲を超えた助言はしていません。
次に見るページ
- 用具のカテゴリ一覧: 用具
- 収録している品番: トレーニングシューズ
- 器具を使う競技の規定: HYROX 8種目の距離・重量・基準
- 用語の定義(ケトルベル・ダンベル・ダンベル最大重量): 用語集
関連するページ
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出典
- アルインコ公式 アジャスタブルダンベル25(EXG422)(2026-09-18 確認)
- アルインコ公式 セメントダンベルセット(EXG421)(2026-09-18 確認)
- GRONG公式ショップ ケトルベル(2026-09-18 確認)
- HYROX EN SINGLE RULEBOOK 26/27(2026-09-18 確認)
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