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用具用具のガイド

トレーニングシューズの選び方 — ドロップとスタックハイトの読み方

トレーニングシューズを、ヒールトゥドロップ・スタックハイト・アウトソールの構造・用途表記の4点で選ぶ手順をまとめました。当サイト収録23品番のスペックと、メーカー日本公式の説明だけで解説します。

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結論

  • トレーニングシューズを分けるのはヒールトゥドロップ(かかとと前足部の厚みの差)とスタックハイト(靴底の厚み)の2つです。この2つで、しゃがみやすさと走りやすさのバランスが決まります。
  • ドロップが小さく底が薄いほど、床を押す感覚が得やすいドロップが大きく底が厚いほど、走るときのクッションが得られる。これが基本の対立です。
  • メーカーが公式に示している用途の表記(トレーニング/ジム/ワークアウト)を先に見てください。同じ「トレーニングシューズ」でも、想定している動きが違います。

当サイトは現在、トレーニングシューズを23品番収録しています(ナイキ8、アンダーアーマー8、プーマ4、ニューバランス3)。このうちメーカー公式でドロップを確認できたのは6品番、スタックハイトは3品番です。スペックを公表していないメーカーのほうが多いのが実情です。

軸1: ヒールトゥドロップ

かかと側と前足部の厚みの差をmmで表した値です。数値が大きいほどかかとが高く、小さいほど足裏が地面と平行に近くなります。

当サイト収録の品番で公式に確認できた値です。

品番 ドロップ
Minimus TR v2(メンズ) 4mm
Minimus TR v2(ウィメンズ) 4mm
PUMA x HYROX ディヴィエイト ニトロ 4(メンズ) 10mm
PUMA x HYROX ディヴィエイト ニトロ エリート 4(ウィメンズ) 8mm

4mmと10mmでは、同じ「トレーニングシューズ」でも性格がまったく違います。スクワットやデッドリフトのように床を押す種目が多いなら低ドロップ走る距離が長いなら高ドロップが目安になります。

軸2: スタックハイト

靴底の厚みです。かかと側と前足部の2つの数値で示され、その差がドロップになります。

PUMA x HYROX ディヴィエイト ニトロ 4はスタック高さ39mm/29mm、重量は27cmで約250gと公式に表示されています。ニューバランスMinimus TR v2はスタックハイトの公表がなく、重量はメンズ256g、ウィメンズ206gです。

厚いほどクッションが大きく、薄いほど安定します。高重量を扱うときに足元が沈むのを嫌うなら、薄いほうが向きます。

軸3: アウトソールとミッドソールの構造

メーカーが公式に説明している構造の例です。

  • ニューバランス Minimus TR v2: ミッドソールはFuelCell(約3%のバイオベース成分を含む)、アウトソールはSTICKY RUBBERのヘリンボーンパターン。公式の用途表記は「トレーニング」「ジム」。
  • PUMA ディヴィエイト ニトロ 4: NITROFOAM(窒素を注入した高反発フォーム)、PWRPLATE(カーボンコンポジットのプレート)、PUMAGRIP(ラバーアウトソール)。
  • アンダーアーマー UAトライベースレイン 6: TRIBASEは「アウトソールが上方向への柔軟で自然な動きを促進し、蹴り出し時には下方向への柔軟性により、地面をしっかりグリップする」構造。ソールは合成ゴムと合成樹脂に、反発と安定のためのナイロンプレートを組み合わせています。前足部が柔らかく、かかとが硬めという構成です。
  • アンダーアーマー UAレイン リフター: 「オリンピックリフティング、ファンクショナルフィットネスなど高重量でのトレーニングでの効果を最大化」する位置づけで、TPUのヒールと、中足部を固定する調節可能なストラップを備えます。

プレートが入っているかどうかは大きな分かれ目です。カーボンプレートは走る推進力に効きますが、横方向の動きでは硬さとして感じられます。

軸4: 公式の用途表記

当サイトでは、メーカー公式が示す用途をそのまま収録しています。23品番のうち用途の表記があるのは13品番で、内訳は「training」「gym」「workout」です。

  • ニューバランス Minimus TR v2は「training」「gym」
  • ナイキのメトコン系・フリー メトコン系は「training」または「workout」
  • PUMA x HYROXのディヴィエイト ニトロ 4は「training」(公式のカテゴリ表記は「スポーツ > ランニング > 厚底ランニングシューズ」)

同じ製品が、公式サイト内で「トレーニング」と「ランニング」の両方に分類されていることがあります。カテゴリ名ではなく、公式の説明文が何を想定しているかを読んでください。

ウィズ(足幅)

日本のメーカー公式はウィズを表記していることがあります。当サイト収録23品番のうち、ウィズの表記があるのは12品番です。ニューバランスMinimus TR v2はメンズが2E(標準)、ウィメンズがD。アンダーアーマーのUAトライベースレイン 6はD相当と表示されています。

足幅が合わないと、どれだけスペックが良くても使えません。サイズだけでなくウィズも確認してください。

よくある誤解

  • 「軽い=良い」ではありません。軽さはクッションや安定性とのトレードオフです。何をする靴かで最適な重さは変わります。
  • スペックが公表されていない製品も多くあります。当サイト収録23品番のうち、ドロップが分かるのは6品番だけです。数値が無いことは、悪い製品という意味ではありません。
  • 1足で全部をまかなうのは難しいです。走る距離が長いのか、高重量を扱うのかで、向く靴は変わります。

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