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HYROX対応ジムの探し方 — HYROX Training Clubとは何か

HYROXに向けて練習できるジムの探し方を、HYROX公式のジムアフィリエイト制度の中身から説明します。公式一覧に載るジムと、一般のジムで8種目のうち何が再現できるかの見分け方を、収録データと公式資料だけで整理しました。

最終更新:

結論

  • 「HYROX Training Club」は、HYROXのジムアフィリエイト制度に参加しているジムです。トレーニングの質を保証する認定ではなく、ブランドの使用とジム検索への掲載を含む契約だと公式規約に書かれています。
  • 公式一覧に載っていないジムでも練習はできます。必要なのはSkiErg・ローイングエルゴ・スレッド・サンドバッグ・ウォールボールを置いているかどうかです。
  • まずは通える範囲に公式のTraining Clubがあるかを確認し、無ければ設備で選ぶ、という順番が現実的です。

当サイトに収録している8,328施設のうち、HYROX公式の一覧に掲載されている施設として登録しているのは28施設です。都道府県別では東京都12施設、大阪府7施設、兵庫県6施設、京都府2施設、奈良県1施設です。ブランド別では独立系が19施設でもっとも多く、ゴールドジムが6施設、エニタイムフィットネス・BEYOND・ELEMENTが各1施設です。

HYROX Training Clubの制度

HYROX公式のGym Affiliation Programの規約には、契約したジムに12か月間与えられる権利として次の内容が挙げられています。

  • 「Official HYROX Gym」の看板の設置
  • HYROXのブランドと承認された画像を販促物に使うこと
  • HYROXを意識したトレーニングセッションの実施
  • 公式のジム検索(Gym Finder)への掲載
  • HYROXに対応したパフォーマンステストの実施
  • 地域によっては公式バナーやフラッグの提供

義務として、月額料金の支払い、HYROXの知的財産を改変・結合しないこと、契約地域外での使用の禁止、契約終了時の資材の返却・破棄などが定められています。

つまり、これはライセンス契約です。 指導者の資格や設備の水準を保証する制度ではありません。「公式一覧にある=設備が揃っている」とは限らないので、実際に何が置いてあるかは各ジムに確認してください。

練習に必要な設備は何か

HYROXは1kmのランと1種目を8回くり返す構成で、種目の順番は世界共通です(レースの構成)。公式サイトが示す順番は、SkiErg 1000m、スレッドプッシュ50m、スレッドプル50m、バーピーブロードジャンプ80m、ローイング1000m、ファーマーズキャリー200m、サンドバッグランジ100m、ウォールボール100回です。

これを分解すると、ジムに求める設備は次の5つです。

種目 必要な設備 代わりになるもの
SkiErg 1000m SkiErg 代替が効きにくい。置いてあるジムを探す
ローイング1000m ローイングエルゴ 総合クラブにも比較的ある
スレッドプッシュ・プル スレッドと走路 走路の長さが要る。屋外スペースのあるジムも候補
ファーマーズキャリー ケトルベルと歩ける距離 ダンベルでも代用可能
サンドバッグランジ・ウォールボール サンドバッグ、ウォールボール、投げられる壁 天井高と壁の条件がある

バーピーブロードジャンプは器具が不要なので、跳べるスペースさえあれば問題になりません。用語の定義は用語集にまとめています。

探し方の順番

  1. 公式のTraining Clubがあるか確認する。 HYROX JapanとHYROX本体の公式サイトに「Find a HYROX TRAINING CLUB」の導線があります。当サイトでも、公式一覧に掲載されている施設だけに条件を付けて一覧にしています。
  2. 無ければ、ファンクショナル系のジムを見る。 エルゴ・スレッド・リグを置いているジムは、種目の多くをそのまま練習できます。
  3. 走る場所を別に確保する。 8kmのランは屋内のジムだけでは再現しにくいので、トレッドミルか屋外のコースを組み合わせることになります。

よくある誤解

  • 「HYROX公認ジム」という言い方は公式の表現ではありません。 公式規約が定めているのは「Official HYROX Gym」の看板を掲げる権利です。認定や公認という言葉は使われていません。
  • Training Clubでなければ出場できない、ということはありません。 大会への申し込みはジムの所属と無関係です。
  • 設備が全部そろうジムは多くありません。 特にSkiErgは置いているジムが限られます。全種目を1か所でこなすより、足りない種目を別の方法で補う前提で選ぶほうが現実的です。

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